「Prost!!(プロースト)」
この日、何度も繰り返された「乾杯」の掛け声。
それもお店で偶然居合わせた者同士が和気あいあい、今にも輪になって歌い踊りだす勢い。
ここは2016年2月26日、ユニオン通りにオープンした「ロイフト」。
ドイツ連邦共和国及びバイエルン州ビール純粋令500周年を記念してオープンしたドイツ料理店。
宇都宮ではここでしか飲めないバイエルンドラフトビールやジャーマンカクテル。
最高位マイスターのプレミアムソーセージとドイツ伝統の郷土料理が味わえるとのこと。

オープンキッチンになっており、気さくに店主と会話が楽しめます。
ちょうどいい広さで、一体感がある雰囲気。二階席もあり、そちらは白を基調とした開放感あるスペースだとか。

バイエルン地方の樽生ビールを独占輸入しているとのこと。
その貴重な一杯を頂こう。

「ブッフヴァイツェン」1000円。
陶器のジョッキにたっぷり。
シュパルト醸造所で2015年世界で初めて商品化した蕎麦モルトのビール。
小麦アレルギーの人でも飲むことが出来るのだそうです。
原材料はすべてオーガニック。苦みが少なく甘味さえ感じる。
とろっとした口当たり、アルコール度数が低く女性でも美味しく頂けるビールに仕上がっています。

お通しは「塩もみした白菜のクリームソースかけ」
ソースが濃厚で、サッパリとした白菜とよく合い、美味しくてペロリと。

黒板メニュー以外にも、耳にしたことがないソーセージや料理名がずらり。
何にしようか迷っていると、店主が「ソーセジ二種の盛り合わせ」1180円を勧めてくれました。

手前が「テューリンガーブラートブルスト」
テューリンゲン州発祥のマジョラム香るマイルドスパイスソーセージ。
プリッとした歯ごたえ、ソーセージの美味しさを満喫。
奥が「ベルリナーカリーブルスト」
ベルリン名物、ケチャップソースとカリーパウダーたっぷり屋台定番ソーセージ。
そしてサワークラウト。

ソーセージを肴にビールを飲んでいると、次々とお客さんが入ってきた。
ビールが進むと意気投合、「乾杯」の掛け声で全員がジョッキを高々と掲げ「ブロースト」!!
東京のドイツ料理店で、ビール片手でお客さん全員で盛り上がった一夜を思い出しました。
最後の一杯は「ツビッケル(小麦大麦ブレンドの辛口ビール)」
宇都宮に居ながら、ドイツの空気に触れられた気がしました。
○「ロイフト」住所:宇都宮市伝馬町2-22
電話番号:
定休日:不定休
営業時間:18時~23時
公式HP
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