大人になると刺激ある食べ物が好みになると思ってました。
「苦い」ビールを飲み、「酸っぱい」ビネガーが癖になり、「辛い」カレーで汗をかく。
大学生になる長男が「カレーは甘口しか食べられない」と告白され、驚きを覚えました。
ユニオン通りにある「カレーの店 コロンビア」で、驚きの光景を目の当たりに!!
老若男女、様々な方が来られるのですが・・・。
20代と思われる若者が、次々に「0倍」を注文していくのです。(0倍~50倍まで選べます)
えっ?カレーに辛さは求めないの?男ならかっこつけて○倍と言わないの?
ビールも「苦い」という理由から、若者のビール離れが進んでいると聞いてましたが。
確かに美味しいものが溢れかえっている時代。
そして嫌いなもの、食べられないと思うものは食べなくてもいい時代。
好き嫌いせず、食べきるまで居残りさせられた学校の給食。
子供でも父親好みの辛口カレーを食べるしかなかった家庭の食事。
否応なく、ビールを飲むのを強制された大学時代。
自然に大人の味覚になるのではなく、「試練」を乗り越えながら大人の味覚になるんですね。
試練と思うと今の若人は「無理」と言って簡単に片づけてしまうのでしょうが、ワクワクドキドキの冒険と思っていろんなものにチャレンジして欲しいな~と思っています。

この日も大繁盛。次々とお客さんが来られる。
常時満席状態で、ウェイティングする方が相当数出ていました。
寒い中、外で待たれるのかな?と思いきや、すぐ近くにあるユニオン通り商店街が運営する無料休憩場所「ほっと!Station」を案内。温かい屋内で待ち、空き次第店員さんが迎えに来るという仕組みを構築していました。
苦も無く待てるので、お客さんにも大好評。

単品でも注文できますが、サラダ、ドリンクが付く「セットメニュー」1200円(税込)が人気。
辛さも選べ、0倍~50倍まで用意されています。
セットメニューについてくるサラダは「豆サラダ」。
ホクホクとした大粒な豆を頂く。独特な味付けが施され、私が好きな一品。

カレーは「アボカドとチーズのキーマ」。辛さはお店お勧めの5倍。
焼きチーズがとろーり、アボカドと卵の黄身でまろやか~。
スパイスがふんだんに使われ、体の中からじんわり温かくなる。実に気持ちいい~。

ドリンクは自家製ラッシー。
ヨーグルト風味の飲み物で、爽やかに頂きました。
○「カレーの店 コロンビア」住所:宇都宮市西1-3-3
電話番号:028-636-5656
定休日:月曜日、年末年始等
営業時間:11時~14時30分、17時30分~21時
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