遠路・名古屋市からお越しになられた。
記憶に残る素敵な場所で、お昼を楽しんでいただきたい。
そこでお邪魔したのは、長岡町にある「環坂」。
JR宇都宮駅から車で二十分ほど。
街を抜け環状線に出ると一気にのどかな風景が広がります。
豊郷台下の旧道を走らせお店に到着。

「最大で8名までしかお客さんを取らないお店なんです」
と説明すると、えっ!?と驚くTさん。
お昼は二宴、夜は一宴。
ひとつの宴で食事を楽しめるのは、カウンター席に座れる最大8名のみ。
その方々のためだけに、すべての準備を整え、至福の時を提供してくれる・・・それが「環坂」。
土日・祝日のお昼の料理5650円(税・サ込)を頂きました。
「キャロット(豊口さん茂木町)のポタージュ」

「湯引き蛸の冷燻製&穴子のそば粉揚げ ベジファーム(壬生町)の野菜達と共に」

窓から竹林が望めます。
風景を楽しみ、料理を楽しみ、会話を楽しむ。
向かい合うと緊張するものですが、隣同士だと不思議に会話が弾むもの。
この瞬間を大いに楽しもう~。

「甘海老と生麩入り筍芋(益子町)のニョッキ」

「福井・越前港から”ナメタカレイ”のグリエ ほうれん草とその餡を添え」

「北海道産小麦粉”春よ恋とライ麦”を使った自家製パン」

「特選土佐の赤牛のパテ、パン粉付け焼き 赤味噌のソース、塩蒸し人参、焼きカブなど」

「レンコンの炊き込みご飯」

ひとつひとつの料理に感動させられました。
えっ!なに、この食感!この旨さ!!
私のボキャブラリーでは表現しきれない・・・。心に直接響く「感嘆詞」の連続でした。
少し残して、お茶漬けに。
このお茶漬けに出会えただけでも、人生の幸せを感じさせてくれました。

「想いやり牛乳(中礼内村)のアイスクリームとアップルマンゴー氷菓(徳之島)を乗せたミネラル苺(桧山果樹園・常陸太田)のコンポート」
背広姿の男性8名でお邪魔したのですが、童心に帰ったように夢中でデザートを頬張る。
こんな姿を女性が見たら、笑われてしまうかもしれませんが・・・。それほど美味しい~。

これにてカウンター席での食事は終了。
席を変えてのティータイム。

焼き菓子と

スッキリと余韻も楽しめる美味しい珈琲(環坂ブレンド)。
時間が限られ、すぐ午後の目的地に向かう必要があったのですが・・・。

春近し、宇都宮の里山を眺めてのティータイムは、時間を忘れ和やかな時間が過ぎていきました。
○「環坂」住所:宇都宮市長岡町160-4
電話番号:028-600-1819
定休日:月曜日、火曜日(祝日の場合は営業し、翌日振休)
☆開宴時間☆
12:00・13:30スタート(水~金)、12:00・13:40スタート(土、日祝日)、18:45スタート(水~日)、完全予約制
公式HP、
栃ナビHP
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