(追伸)
2021年3月、「閉店」しました。
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「すき焼きが食べたい」
というゲストの要望に対し、即座にお店が浮かんできませんでした。
昔は「すき焼き」を看板メニューにしたお店を目にしましたが・・・。
割烹料理店も最近では、「ふぐ料理」などの海鮮物がズラリと並びすき焼きという文字を見た記憶がない。
美味しいすき焼きを食べさせたいと、知人達にお知恵をお借りすることにしました。
瞬くうちに複数の店名が挙がり、こちらのお店にお邪魔することになりました。
県庁前通りにある「割烹 酔心」。
十四代など入手困難と言われる日本酒が飲めると評判のお店です。

店内に入ると凄い日本酒がぎっちりと冷蔵庫に。
ついつい見入ってしまいました。
十四代、磯自慢、獺祭、田酒、黒龍。清泉、飛露喜、菊姫、天狗舞・・・。

二階の「きく」という個室。
「すき焼きコース」は要予約で7000円(税別)。

まずは「生ビール」で乾杯。
久々に見た大きなジョッキ。飲みごたえがありましたが、早く日本酒にたどり着かないと・・・。

先付「菜の花の辛子和え」
そう、すき焼きだけではないんです。ちゃんと会席コース仕立てに。

前菜「矢板の葉わさび、醤油漬け」「ふぐの煮凝り」「長芋の茶巾焼き」「海老の酒塩焼き」
ゲストのF君は、ふぐを食べるのは初めてとのこと。
ふぐの煮凝りが人生初のふぐとの遭遇になりました。

造り「ぶり、マグロ、ヒラメ」
脂がのっているぶりの刺身に目を輝かせながら驚嘆するF君。
そう、これからたくさんの美味しいものとの遭遇が待っていますよ。

この辺でビールを飲みきり、日本酒のお時間。
F君にも飲みやすい日本酒をチョイスしましょう。
ちょうど秋田県の日本酒フェアーをやっていて、その中の一本。
新政酒造 エクリュ生成2014。720ml
甘さと酸味とのバランスが良く、飲みやすい日本酒です。

「ホタテの酒盗」「ヒラメの縁側のポン酢和え」
まさに日本酒を飲みながらの肴にピッタリ。

ついにメインディッシュ「すき焼き」の登場です。
美しい黒毛和牛が大皿に。

しいたけなど、お野菜もたっぷりです。

お店の方が目の前ですき焼きを調理してくれました。
最初の一枚は・・・。鍋でサッと焼き、すき焼きのタレを。

なんて贅沢、じゅわーと溢れる肉の旨味。
たまりません。

次に野菜たちを入れ、いい具合になったところで小分けしてくれました。
最初から最後まで店員さん任せ。鍋奉行いらずですき焼きを堪能させて貰いました。
煮込んだお肉も超柔らかい~。
家でのすき焼きは、お肉としらたきがお隣同士になってしまい固くなっちゃうんですよね。

手打ちの蕎麦を軽快にいただきました。

デザートはいちご。
12月のいちごは高級品。最後まで満足のすき焼きの夜になりました。
○「割烹 酔心」住所:宇都宮市本町10-9
電話番号:028-624-0863
定休日:日曜日、祝日
営業時間:12時~13時、17時~22時
公式HP、
栃ナビHP
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