東武宇都宮線、南宇都宮駅そばにある「RESTAURANT chihiro」。
2015年はユニオン通りにイタリアン、ジェラートと立て続けにオープンし、飛躍の年になりました。

本家本元、フレンチの「RESTAURANT chihiro」にお邪魔するのは10ヶ月ぶり。
でもイタリアンの「リストランテ chihiro」や「ジェラテリア chihiro」で相馬千尋シェフとお逢いしていたので、久しぶりという気がしませんでした。

久しぶりに頂く相馬シェフの料理は、さらに進化してました。
ライブ感が増し、驚きと感動を与えてくれました。
この日いただいた「おまかせコース」3240円(税込)をご紹介していきましょう。
まずは「姫人参のフラン ソース仕立て」
白い器の中には姫人参の葉も使った熱々フラン。淡緑のフランに姫人参のピンク、ミモレットのオレンジが美しい。

そこに姫人参のソースが注がれます。
淡い色の世界が一瞬で色鮮やかな世界に。

姫人参尽くしの一皿は、三種類の食感で。
ふわふわ、シャキッと、とろーり。
姫人参の淡く丸い甘みと、ミモレットの旨味が綺麗に調和していました。

自家製パンはお代わり自由。
4~5コも頂いちゃいました。噛むほどに香り立つチヒロのパンは、好物のひとつ。

「戻り鰹のスモーク クスクス添え」
はじめ曇りガラスの器だと思ってました。中身をほのかに認識させる憎い演出だと思っていましたが・・・。
私の想像を超えるものでした。

蓋を開けると・・・、それは玉手箱でした。
曇りガラスと思っていたものは、実は桜のチップのスモークそのもの。
ふくよかで美しいチップの香りがテーブルに広がります。

戻り鰹はもっちりときめ細か。さすが主役の美味しさ。
中途半端な食感で苦手な方も多いクスクスですが、新生姜や色とりどりのピクルスを混ぜることにより小気味良い食感に。
それ以上にクスクスの粒の間にスモークが残っており、まるで香りを食しているような気分。
スモークを十二分堪能させて貰いました。

「サラダ」
40種類の旬の野菜が味わえます。
甘い、苦い、酸っぱい、硬め、柔らかめ、シャキシャキ・・・・
ひとつひとつが表情豊かで、夢中になって頂きました。

菜の花のようなものは、アスパラガスの花。
所々にある生花も、食用の花で美味しく頂けます。

メインは「山口・萩のサワラの低温ロースト」
分厚くカットされたサワラは、口にするとふんわり。旨さが詰まってます。
最後に花山椒の風味がスッと鼻を抜け、実に美味しい。
高原大根のスープと高原大根。
爽やかで甘みさえ感じます。

デザートはカボチャ尽くし。
「カボチャのモンブラン仕立て」
カボチャとレーズンのテリーヌ、カボチャのクリーム、カボチャと種のアイス、種のメレンゲ。
ここまで手を変え品を変え調理されたカボチャも幸せでしょうが、食べる私が一番の幸せ者。

食後には透明感あるコーヒーで〆。
以前は日曜日のランチタイムのみ、お子さん連れのお客様OKでしたが、
今は平日・土日も含めランチのみ1日1組でOKになりました。(個室の利用、但し個室代はかかりません)
記念日に利用したいけど、お子さんが小さくて・・・と嘆かれていた方々には、朗報ですね。
○「RESTAURANT chihiro」住所:宇都宮市吉野1-7-10
電話番号:028-633-5929
定休日:火曜日・8月
営業時間:12時~15時、18時~23時
注:完全予約制。12才以下のご来店はご遠慮ください。
但しお昼の営業時、1日1組のみ(個室の利用”個室料無”)お子様連れのお客様も歓迎致します。
公式HP、
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