「これ、”へんじんもっこ”の生サラミなんですが、食して感想を教えてくれませんか?」と店主。
思わず「へんじんもっこ?」と店主の顔を見ながら、聞き返してしまいました。
変人?もっこ?・・・・頭の中には、小栗旬が脚本協力した映画「HK 変態仮面」のポスター写真が浮かんでいました。
へんじんもっことは、佐渡島のハム・ソーセージ・サラミ工房。
伝統的なドイツ製法を頑なに守り、テレビや雑誌などで取り上げられたお店。
店主が9月佐渡島に行った時に買ってきたものだとか。
とろけるような舌触り、独特な味わい・・・お酒のお供にピッタリ。
評判が良ければ、お店のメニューに加わるかもしれませんね。

ここは「ATELIER INAKA」。
田原街道と白沢街道の間にある宝井田園通り。
文字どうり、田園に囲まれたのどかな地域にあるお店です。
一見すると何屋さんか全くわからない・・・。
不思議な魅力に誘われ、この日も多くの人で賑わっていました。

初めてドアを開けるとき、みなさんドキドキするんでしょうね。
玄関外にある黒板だけが、食事処なんだと暗示しています。

ドアを開けるとテーブル席とカウンター席。
余計なものは一切ない。清々しいくらい、実にシンプル。
思わず「ここで仕込みなどしているの?」と疑問に思うくらい、料理屋さんに当然あるべきものがないんです。
尋ねると、毎日一時間以上かけて調理で出た油や汚れを綺麗に落としているのだとか。
まるで高級鮨店のような佇まいに感心させられました。

料理+お茶+甘味がセットになっている「Sweetness Set」1250円(税別)を。
宇都宮市泉ヶ丘にある、1953年創業の
老舗和菓子屋さんの御子息だけあって、お茶や甘味の目利きは鋭い。
本日のお茶「水出しの煎茶」をチョイス。
ふっくら柔らかい・・・後味がスッキリとしていて何杯でも頂ける。
ランチで選んだお茶はおかわりOK。計3〜4杯頂いちゃいました。

料理は「和風ソースのローストビーフ」
雑穀米の上にはたっぷりのローストビーフが盛られています。

ちょうど良い厚さにカットされたローストビーフは、実に柔らかくジューシー。
甘辛いソースが食を加速させます。

自家製ピクルスやかぼちゃのサラダ、枝豆の甘辛煮(?)の前菜も添えられています。
丁寧に時間をかけて作られた料理は、店主のぬくもりが伝わってきます。

甘味は色々用意されていましたが・・・。
「日光天然氷のかき氷 小盛」+「自家製シロップ 和三盆糖」
温かい室内で、口溶け爽やかなかき氷をいただく・・・。
シロップの甘さも上品で、美味しくいただきました。
定休日が曜日じゃなく、5日、10日、15日・・・という日にちですのでご注意ください。
私もうっかりしていて、お休みの日にお店にお邪魔しちゃいました。
ちなみに10月25日の定休日は、ろまんちっく村で行われる「
Bon Marche 100人展」に出店するとのことです。
○「Dining Tea Salon ATELIER INAKA」住所:宇都宮市上大塚町102-44
電話番号:028-666-4964
定休日:5日、10日、15日、20日、25日、30日
営業時間:12時~18時(金曜、土曜日は21時まで)
公式フェイスブック、
栃ナビHP
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