味覚の秋。
穀物や果実が豊富に実って、食欲がそそられる素晴らしい秋。
古くからの仲間が集まり、今宵も宴が始まりました。

今回お邪魔したのは「割烹 かぐや」。
昨年12月にオープンしたお店で、都内の日本料理店で修行した若き料理人のお店です。
以前お昼でお邪魔して以来、二度目の訪問になりました。
現在お昼は平日のみ要予約での営業。8月からはランチ営業時間前までなら、当日予約もOKとのこと。

夜は単品料理の他、会席コース(事前予約)も用意されています。
今回はひとり1万円のコース料理をお願いしました。
カウンター席で男四人。
調理する姿を眺めながら、目で舌で鼻で料理を堪能させて貰いました。

先出し「アワビの柔らか煮」「無花果の白和え」
上質な出汁で煮たアワビは絶品。お皿に漏れた汁を一口したSさん、あまりの旨さに絶句。
そして白和えと無花果の組合せ・・・これが実に合ってる。

「松茸の土瓶蒸し」
栃木県の和食やさんは塩気が強めなお店が多いのですが、「割烹 かぐや」は抑えめで食材の旨さを丁寧に引き出しています。
スッキリとした自然の旨さ。松茸とクエの風味が綺麗に伝わります。

一杯目の日本酒は「奥播磨 辛口純米吟醸」

日本酒を頂きながら、前菜を。
どれも丁寧に仕上げられています。車海老の酒蒸しは唐墨がアクセント。玉子焼きには生海苔が加えられています。
サツマイモの甘露煮はレモンで切れ味イイ甘さに。
どれも食べたことがある料理ですが、一手間二手間かけてかぐやの料理に昇華させています。

お造り「本まぐろ、フエダイ」

「菊花カブと蟹の餡かけ」
菊花カブ・・・そういう名前のカブがあるのかと思いながらお椀を開けると。
そこには美しい菊の花を模してカットされたカブが。何て粋な!!

「秋鮭、高原野菜、松茸の包み焼き」
包みを開けたときの香りがたまらない~。秋の香に包まれました。

ここからは地元の日本酒「惣誉」

「スッポンと湯葉の蒸し物」
メモには「あっ!!」と大きく書かれてる。何を思ったのか??赤ワインと血のソースという記載も。
この辺で必死に書き残そうと努力した様子が伺えますが、相当イイ気分だったようで

酢の物「しめ鯖、プチトマト」

飯物「A5ランクの佐賀牛にぎり」

デザート「秋茄子の赤ワインのコンポート」
終盤はメモの文字が踊っていました。それほどイイ気分だったのでしょうね。
ご馳走様でした。
○「割烹 かぐや」住所:宇都宮市今泉4-13-11
電話番号:028-624-0077
定休日:日曜日(月曜日祝日の場合は、日曜営業、月曜日休み)
営業時間:12時~15時(L.O14時)平日のみ要予約、17時~23時(L.O22時)
公式HP、
ヒトサラHP、
栃ナビHP
(追伸)
残念ながら、閉店されました。
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コメント
こまっつ
2015/09/26 URL 編集
pool
ご主人も宇都宮が好きになり、お母様にお逢いできる機会が増えると嬉しいです。
駅周辺や大通り沿いだと、居酒屋さんくらいしか目にとまりませんからね。
一本入った路地裏などに、素敵なお店がたくさんありますよ。楽しんで探索してみてください。
2015/09/27 URL 編集