東京でお寿司を頂くのは、何年ぶりなんだろう。
「美味しい物を食べるためなら、遠方でも行く」という方も多い中、時間的な制約で県内でさえ近場で済ましてしまうのが常。
仕事で東京に行く用事があっても、そのままとんぼ返り。
でもこの日は違いました。
長年頑張って来られた方々の表彰式が、新宿の京王プラザホテルで開かれたのです。
「おめでとう」の心を込めた祝賀会を開催しよう~。
ということでお邪魔したのは、同ホテル内にある「銀座 久兵衛」。
ここなら栃木から出てきた私でも、迷わずエスコートできる!!

普段は足を運ぶことがない、本館7階にお店がありました。
長く続く通路には「銀座 久兵衛」の看板。
どこがお店の入口なのかな?と思った瞬間、店員さんと目が会い予約を伝え席に案内してくれました。

通してくれたのは、メインとなる掘り炬燵カウンター。
足が悪い方用の椅子席のカウンターも別にあるのだそうです。
13席のカウンター席は、入れ替わり立ち替わりお客さんが来られる!!
老若男女、様々な方がお客さんとして来られています。

写真OKか尋ねると、気持ちよく了承との返答。
途中、私達の周辺のお客さんが切れたときは、カウンター越しに記念写真も撮ってくれました。
高級寿司店ということで緊張していたHさん。
「心も満たしてくれた」と大感激。Tさんも今度奥さんを連れてきたいと。

今回は「鮨懐石 備前」29700円(税、サ込)をお願いしました。
わかめと大根で口を潤しながら、食事を進めていきましょう。

「焼茄子のおひたし」

「穴子のゴボウ巻き」
この日は穴子が随所に登場しました。

「カレイの薄造り」

「ノドグロ」
サッパリとした刺身から、とろける脂が乗ったお刺身にスイッチ

「穴子の肝焼き」

「イワシ」

「帆立の磯辺巻き」
ここで記憶に残る一品が。立派な帆立を焼き海苔に巻いて。
手づかみでパクリ。もっちりした帆立は、まるでお餅のよう。気持ちをリラックスさせてくれました。

「中トロ」
この日のマグロはすべて大間。背びれの下のワカレミという部位。なめらかな味わいに魅了されました。

「赤身の漬け」
同じマグロなのに、今度はサクサクと軽快な食感。甘さが光ります。

「カマスの昆布絞め」

「ねぎま」
えっ?焼き鳥?と思うようなフォルム。でも鶏肉の代わりにマグロのスジをじっくり焼いて

「秋刀魚のタタキ」
脂が乗って、とろり~。

「大根 梅しそ」
ここでお口直し。

「穴子の骨せんべい」
うなぎの骨せんべいは食べたことがありますが、穴子の骨せんべいは初めて。
うなぎより骨が繊細で、サクサクと頂けました。
その脇にあるのは、昆布絞めで使われた昆布を干した物。これも実に美味しい。お酒がすすみます。

ここからは握りのスタート。
お隣の食事で来られた方よりシャリは小粒。お酒の肴にピッタリ。
ふわっと広がるシャリは、ネタと見事に調和しています。
「中トロ」

「スズキ」

「すみいか」

「すみいかのゲソ」

「うに」

「コハダ」

「車海老」

「ミル貝」

「煮ハマグリ」

「大トロ あぶり」

「ネギの醤油漬け」

「穴子の塩とタレ」

そして最後は「玉」
しっとりとしたプリンのような味わいでした。
これだけ飲んで食べて・・・。
会計も明朗会計、カードも使え最後まで実に気持ちいい時間を過ごさせて貰いました。
○「銀座 久兵衛 京王プラザホテル店」住所:新宿区西新宿2-2-1 京王プラザホテル本館7F
電話番号:03-3344-0315
営業時間:11時30分~14時30分、17時~22時
公式HP
- 関連記事
-
コメント