「ル・ゼフィール」。
美食家なら耳にしたことがあると言う方は多いかと思いますが、実際行ったことがあるという方に出逢うのは稀。
なぜなら、ランチ・ディナーとも各1組(最大8名)のみの完全予約制のお店。
恋人と一緒なら、二人だけの特別な時間が過ごせます。
今回一緒したのは、同年代の知人男性と三人で。
お二人とも美食家で、逢う度に「ル・ゼフィールに行ってみたい」と私にアプローチ。
私を誘わなくても電話予約すれば行けるのに・・・。
でも情熱あるお誘いの言葉をかけられるのも、まんざらでもない。
お店があるのは、桜並木で有名な新川沿いにあるビルの一角。

お店は二階に。予約した10分前には全員集合。
意気揚々とドアを開けました。
料理人さん達と会話する機会が多いpool。
予約制の店のシェフ達は、お客さんが来店される時間から逆算し、最高な状態のお料理を出そうとされているとのこと。
お客さんが口にする瞬間のため、何時間も前、あるときは数日前から仕込みをはじめるのだと話してくれました。
その話を聞いてから、美味しい料理を食べるためにもジャストオンタイムを心がけようと強く思うようになりました。

店内に入り席に案内されました。
窓からは広々としたテラス、その先には桜の木が青々と。
ゆったりと、そして凛とした空間を私達だけで独占する・・・なんという贅沢。

全員が席に着いてから、シェフがカトラリーを並べはじめます。
どんな料理が登場するのか、想像するのも楽しい~。

私とSさんはグラスでシャンパンを。
Mさんはアルコールが飲めずペリエで乾杯。
特別な時間が始まるのを確信し、みな緊張の面持ちでした。

ランチは4500円~、ディナーは1万円~(税別、飲料別、サーヴィス10%別途)
今回は1万4千円のお料理をお願いしました。私の記憶が正しければクレジットカードはNG。多めの現金を用意してくださいね(特にアルコールを飲まれる方々は)。
次々と登場する料理に、みな幸せな表情。
私達の食べるリズムに合わせ、ドンピシャのタイミングでお皿が運ばれて来ます。
男性ばかりですので、おしゃべりよりは食がメイン。インターバルが短いはずなので、手が込んだ料理が次々と。
プロの仕事・・・。その域の高さを感じさせてくれました。
この日のお料理を紹介していきます。私の駄文を添えずシンプルに書き残します。
是非写真と料理名で美味しさを想像して下さい。
その想像・・・軽く超えますよ~。驚きの連続で、若返りました。
「パテフレッシュ アルザス産 鵞鳥フォア・グラ 丹波黒 トウニーポルト・コンポート」

「胡桃のブリオッシュ」

「クレーム 冷製 玉蜀黍(とうもろこし) 南瓜のムース」

「ティエード ホワイトアスパラガス 北海道紋別産 帆立貝柱 エゾバイ貝」

「コンポジション 長崎松浦産 縞鯵 蚕豆 茶豆 グレープフルーツ・エマルジョン」

「パン」

「ソテー 高知土佐清水産 本カサゴ セミドライトマトフォンデュ ピストゥ」

「パン」

「ロースト ピレネー・アルデュー産 キントア豚 玉葱 シェリー・ヴィネガー」

「シャーベット アール・グレィ パッション・フルーツ」

「クリュ 桃 ジュレ スペアミント 藤花蜂蜜」

「ヨーグルトのブラン・マンジェ ケフィアの空」
○「ル・ゼフィール」住所:宇都宮市新町2-3-24
電話番号:028-634-1003
定休日:月曜日
営業時間:12時~14時(L.O13時)、18時~22時(L.O21時)
完全予約制(最終予約受付 前日18時まで)予約およびお問い合わせは、営業時間以外にお願い致します。
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コメント
繭
これからも愉しみにしております。
たまにはコンビニ弁当シリーズでもだいじですよ。
継続される事の偉大さを感じました。
改めまして、おめでとうございます。
2015/08/18 URL 編集
pool
コンビニ弁当シリーズでしたら、楽にブログが継続できそうですね。
2015/08/19 URL 編集
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2016/12/08 編集