標高1274m。
人工湖を除く広さ4Km2以上の湖として日本一高い標高にある湖、中禅寺湖。
782年、勝道上人が男体山の登山時に発見されたと言われ、明治中期から昭和初期にかけて欧米各国の大使館別荘が建設され、外交官達の避暑に訪れるリゾート地となった場所。

扇の的弓道大会をあとにし、湖畔で食事をしようと歩き出しました。
この時期の避暑地と言えば都会並みの人出で大混雑というイメージですが、平日だったせいかのんびり落ちついた雰囲気。
湖畔の通り沿いにある一軒のお店で足が止まりました。

古民家を改装した店舗。
フランスの国旗が掲げられ、黒板にはフランス語も併記されています。
見ると地元で取れた食材を使った料理が頂けるみたい。このお店でランチを頂こう~。
お店の名前は「フランス食堂 cafe de savoie(サヴォア)」。

窓から中禅寺湖が望めます。
往来する人の中に、海外から来られた観光客も多く見かけました。
都会の喧噪を離れ、のんびり落ちついた時間を過ごす。リゾート先進国の方々だけあって、いい場所を選ばれる!

ランチは1300円~。
デザートも美味しそうで、「本日のランチ(デザート付)2050円(税込)をお願いしました。
私の前菜は「中禅寺湖漁協ヤスオマスのマリネ」
美しい色合い、栃木を代表するブランド魚です。

奥さんが選んだ前菜は「日光産かぼちゃの冷製スープ」
かぼちゃそのものの食材感が伝わる素朴なスープ。

小麦の風味感じるパンも登場。
貴重なバターも添えられてます。

私のメインは「森林鶏のロティ 香草風味」
もっちりとした食感、ジューシー。

奥さんは「中禅寺湖漁協のひめますのムニエル」+300円
海に下らず淡水で一生を過ごすひめます。(海に下るのがベニザケ)。1906年に十和田湖から運ばれ放流された魚。
でも年々減少しており、中禅寺湖ヒメマスは貴重になっています。

そしてデザート。
「シナモン風味の塩チーズケーキ」。初めて食べる味の組合せ。これが・・・癖になる美味しさ。

「青うめのジュレと杏仁」。なめらかな口当たりで爽やか~

そしてドリンクで〆。
先ほどまでの青空が一転、雲が舞い降り雷音が真上から聞こえて来た!!
降り出す前に、奥日光から脱出しよう~。でも待っていたのは、宇都宮のうだるような暑さでした。
○「フランス食堂 cafe de savoie(サヴォア)」住所:日光市中宮祠2478
電話番号:0288-55-1150
定休日:水曜日、冬期(1月~3月不定休)
営業時間:11時30分~16時、18時~22時(L.O21時30分)
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