先週の8月4日、中禅寺湖畔にある二荒山神社中宮祠にて「男体山登拝大祭奉納第54回扇の的弓道大会」が開催されました。
弓道部に所属している娘が参加するということで、行ってみることに。
35度を超える猛暑の宇都宮を出発すること、車で一時間半。
奥日光は涼しく、まさに避暑地。(この日の栃木県は、沖縄より暑く(佐野市)、北海道より涼し(日光市)かったようです)
生まれも育ちも栃木県ですが、日光東照宮そばの二荒山神社御本社には参拝したことがありますが中宮祠は初めて。

二荒山神社は、伊勢神宮に次いで日本で二番目に広い境内を持つ神社。
華厳の滝、いろは坂をはじめ、日光連山も御神域の一部で、約3400ヘクタールの広さを誇っています。

男体山をご神体山と仰ぐ神社。
中宮祠から山頂の奥宮まで続く登山道。
毎年5月5日に開山し、10月25日に閉山します。

間近で見る男体山は圧巻。
2486mの頂きを見上げ、手を合わせる・・・。

7月31日~8月7日まで「男体山登拝大祭」が開催され(この期間は登山口が午前0時に開かれ、夜間の登山が許されます。山頂からご来光を仰ぐことが出来ます)、その一貫として「扇の的弓道大会」が。
今年は約1900名の中高校生、そして一般の方が参加されたとのこと。

彼らの視線の先には、中禅寺湖に浮かぶ小舟・・・そして立てられた扇の的。
栃木県の武将、那須与一にちなみ、大会が開催されて今年で54回。

開会式では、鎧を着用した武将スタイルで弓を引く姿を見ることが出来ました。

小さな的を目がけ弓を引く姿は美しい・・・。
キーンと張り詰めた空気。真剣な眼差し。まさに神事!!厳かに進行していきます。
実は娘が弓を引いている姿を見たのは初めて。
家庭で見せる姿とはまるで違う。凛とした立ち振る舞いに魅入ってしまいました。

中禅寺湖を見つめる若い弓道家達。
素敵な光景を見ることが出来、幸せな休日となりました。
○「日光二荒山神社」公式HP
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