東京で一人暮らしをしている長男。
友人達との会話で「栃木と言えば日光」と、修学旅行で行った日光東照宮の話題が出るのだそうです。
でも栃木で生まれ育った長男は、日光東照宮に参拝したことが無く話題に付いていけないと。
そんな長男が帰省してきました。
この機会にちゃんと日光を案内してあげようと、長男次女二人を連れていざ出発!!
道中長男に話を聞くと、
5年ほど前に家族で東照宮を案内した記憶があったのですが、長男は不参加だったとのこと。
改めて郷土を理解させ送り出すのは親の責任だと、痛感させられました。
まずは「輪王寺」。
総本堂「三仏堂」は約50年ぶりの大規模な修繕工事中。

修繕の様子を見学でき、貴重な光景を見ることが出来ました。
金箔が貼られ美しい姿の「千手観音」。「阿弥陀如来」は木製の構造部分も見られる。
「馬頭観音」は京都で修理中とのことで不在。係の方が丁寧に時間をかけて説明してくれました。
7階まで上がり、屋根を取り外した状態の三仏堂を見ることが出来ます。

柱や梁が取り外され、修繕を待つ状態のものも。

地上26mの高さから外を見下ろすと、足がすくむ思いです。

-----------------------------------------
5月に400年式年大祭が行われたのは記憶に新しい、日光東照宮。
徳川家康の四百回忌を記念した大祭でした。

日光東照宮の陽明門が修理中。
煌びやかな門が見られないのは残念でした。

海外から来られた観光客も多く見かけました。
但し案内看板が日本語でしか書かれていなかったり、看板自体が老朽化。
どうしたらいいのか戸惑う観光客も。

せっかく日光まで足を運び、高い拝観料を支払ったのに・・・。
海外の方々が十分に理解せぬまま帰られてしまうのは、残念に思いました。

但し鳴龍で有名な「本地堂」では係の方が、日本語での解説のあと英語で説明が加えられていました。

-----------------------------------------
日本で二番目に広い境内を持つ「二荒山神社」(一番目は伊勢神宮)。
男体山をはじめとする日光連山8峰や華厳滝も境内。
宇都宮にも同じ漢字を書く「二荒山神社」がありますが別の神社で、日光は「ふたらさん」宇都宮は「ふたあらやま」と読みます。
だいこく様が主祭神で、福の神縁結びの神様です。

-----------------------------------------
最後に徳川家光の公廟である「大猷院」
私的には、家康を祭る「日光東照宮」より好きな場所。落ちついた佇まいが素敵です。

日光東照宮を一回り小さく。
金と黒を基調とした建物。

案内板には英語も併記。
中国語や韓国語も加わる日が来るかも。

-----------------------------------------
以前茶店があった場所には「日光東照宮宝物館」が出来ていました。
茶店でかき氷を食べさせようと思ったのに・・・。どこに移転しちゃったのかな?
○「輪王寺」(大猷院)公式HP○「日光東照宮」公式HP○「二荒山神社」公式HP
- 関連記事
-
コメント