宇都宮市の新名所。
と言っても昭和27年に商店街として生まれた「ユニオン通り」は、宇都宮の原宿とも呼ばれた歴史ある通りです。
今でもファッションの街としてお洒落なお店が数多く並んでいますが、人気実力ともに兼ね揃えた飲食店が次々とオープンし「ワインが似合う大人の街」へと変貌しています。

2015年5月13日、南宇都宮の人気フレンチ「レストラン チヒロ」の三号店がユニオン通りにオープンしました。(レストランお隣にある洋菓子店、ブティック チヒロが二号店)
お店の名前は「リストランテ チヒロ」。
リストランテとは、イタリア語でレストランのこと。そう、こちらのお店はイタリアンのお店なんです。
東京銀座の有名イタリアンで料理長をされていた仲山シェフの加入によって実現したと言ってもイイのでは。
宇都宮の名店でも勤務経験がある栃木県出身の料理人さんです。
宇都宮市は多くのイタリアンで賑わう街。
どんな料理が頂けるのか・・。不安と期待を胸に、お店に向かいました。

手前にテーブル席。
白を基調とした店内には、14席分配置されています。

目隠しの奥にはカウンターが7席。
ひとりでも気軽に食事を楽しめると共に、接待などではカウンターを貸し切って使わせて貰うのが良さそう。
周囲の視線が気にならず、落ちついて食事を楽しめそうですよ。

要予約のお店ではありませんが、席数が限られているので予約されてから行かれるのをお奨めします。
また日曜日のランチ以外は、小学生以下のお子さんはNGとなっています。
ワインセラーには55種類のワインがズラリ。
こちらのお店では、すべてイタリア産にこだわったセレクションになっています。

ランチは2500円と5000円(税別)
オープンのお祝いと言うことで、5000円のおまかせコースをお願いしました。
まずは「旬の野菜のバーニャカウダー」
彩り鮮やかな地野菜がズラリ。おっ山菜も添えられてる。
バーニャカウダーソースが熱々。ソースにふきのとうも加えられ、独特の苦みが新緑の今を感じさせてくれました。

自家製ファカッチャは、フワッとモッチリ。
岩塩も程よくきいていて、食べ出したら止まらない。ランチはお代わり自由になっています。

一皿目のパスタ。
「マルゲリータ 手打ちガルガネッリ」
甘酸っぱいトマトソースが、ガルガネッリと共に口の中で弾けます。
モッツァレラチーズ、トマトソース、オリーブオイル・・絶妙なバランスの中で成立しています。

「アオリイカ、根三つ葉、カラスミのスパゲッティーニ」
通常より細めのパスタを使用し、軽快な大人の一皿に仕上がっています。
柔らかいアオリイカに、小気味良い根三つ葉、食感の妙を味わいながら

魚料理「山口、萩の真鯛のポワレ」
皮目はサックリ、身はしっとり。
濃厚なカサゴから取ったソースが淡泊な真鯛と良く合います。

肉料理「羊肉のロースト」
新玉葱とキタアカリのローストを添えて。

実にきめ細かく柔らかい仔羊。クセもなくスッキリ美味しく頂きました。

ドルチェ一つ目は「パンナコッタ パッションフルーツソース」
さっぱりとしたパンナコッタに、濃厚なソースが印象深い。

二皿目のドルチェは「ティラミス」
裏手にはミルクジェラートが添えられています。見た目も美しく多彩な味わいが楽しめました。
最後にドリンクを頂き〆。

2500円のコースは、バーニャカウダー+前菜+パスタ+ドルチェ+ドリンクという構成のようです。
次回はそちらを頂いてみよう~。
チヒロのピクルスなども買って帰ることも出来るみたいです。

ディナーは5000円~のコース料理(税別+ディナーコースのみサービス料別途5%)。
20時以降はコースだけではなく、アラカルトのオーダーもOK。
二次会、三次会としても使えそう。
チヒロのオーナー相馬千尋シェフ、仲山シェフという実力者と言えども、こちらのお店はスタートしたばかりの一年生。
今後どのようなお店に育っていくのか、今から非常に楽しみです。
○「RISTORANTE chihiro」住所:宇都宮市伝馬町2-23 メルヴェイユ1F
電話番号:028-612-5969
定休日:水曜日
営業時間:12時~15時(L.O13時30分)、18時~23時(L.O21時)
但し小学生以下の方はご遠慮頂いています。(但し日曜日のランチのみ、小学生以下のお子様もお楽しみ頂けます)
公式HP
- 関連記事
-
コメント