4月14日に1周年を迎えた「Naomi OGAKI」。
今でもオープン当初の輝きを維持し、客足が途絶えることがありません。
これは驚異と言えること。
大垣シェフをはじめとするスタッフ全員が日々精進を続け、お客さんをファンに昇華してきた成果。
2年目も今以上に、「また来たい」と思われる素敵なお店にしていってください。

ひょんなことから私の知人が、高校在学時代の大垣シェフをよく知る人だと言うことが判明。
前回お邪魔したときその方の名前を大垣シェフに伝えたら・・・。
高校時代に夕飯をご馳走になったり、卒業後フランスにひとり旅立つ大垣青年に「餞別」をくださった恩人とのこと。
11年間のフランスでの修行を終え帰国したときに挨拶にお邪魔はしたものの、自分のお店にお招きをして無かったと。
それならば、この日その恩人を「Naomi OGAKI」にお連れし、改めて感謝を伝える場を設けてあげたい。
ということで、この日の宴になりました。

ひとり8000円のおまかせ料理をお願いしました。
5名から利用可能の飲み放題プラン(2000円~3500円(内容多彩)/2時間)もありましたが、個別にチョイス。
最初の1杯目は「ピエール・モンキュイ」、シャンパンで乾杯です。

玉葱のスライスが乗った小皿が運ばれて来ました。えっ?これはなに?
すごく寂しい一皿目じゃない!?

そこに白濁したスープを注ぎ込んでいきます。
するとふわ~とトリュフの香りが。
「新玉葱のスープ」。注いだのは熱々の玉葱のスープ。黒いモノはトリュフだったんです。
具材の玉葱はシャキシャキと、スープは玉葱の旨味が凝縮しています。

「1周年記念、パテアンクルート~スペシャルバージョン」
豚肉、フォアグラ、鴨肉、鶏肉が美しい層に。見た目も味わいもスペシャル感満載。

「和歌山県産黒鯛のカルパッチョ」
モッチリと甘みある上質な黒鯛。そこに金柑のほろ苦酸っぱさが。
どちらも力強く、見事なハーモニーを奏でています。

見たことがない物体を手に大垣シェフ。
これはフランス産のホワイトアスパラ。露地物で一本120gもある極太サイズ。
見事と言うしかありません。

これをさっと塩茹でして。
自家製マヨ、オリーブオイル、南フランスの塩で頂きます。そして生のアスパラも添えて。
最初に生のアスパラを。シャキシャキとした歯ごたえが気持ちいい。
次に茹でたアスパラ・・・なんだこの甘さは、そして旨さは!!茹でるだけでこんなに味が深まるのか。
見事な食材には過度の足し算はいらない。シンプルイズベスト。

ここで白ワイン。
リエッシュ シルヴァネール。アルザスの白ワインで1リットルサイズ。
瑞々しいスッキリ飲める白ワイン。

「ピサンリ(西洋タンポポ)と鴨の白レバー」
大人のサラダ!!ピサンリの苦さと、ふくよかでいて後味がスッキリ白レバーの相性が抜群。

「和歌山県産サワラのポワレ」
オレンジとスパイスバターの香りが食欲を誘います。カブとカブの葉のソース。
もっちろとした食感、上質な旨味、サワラ自体の良さも光ります。

「アルザス・ピノ・ノワールV2012ルネ・ミューレ」
なめらかな口当たり、芳醇な深みも楽しめる赤ワイン。

「北海道産酒井さんの仔羊スネ肉のブレゼ」
何とも豪快!
くさみは皆無、仔羊らしい旨味に溢れています。
66度24時間かけて蒸し煮した仔羊は実に柔らかく、芳醇な味わい。

「茂木産永尾さんのグリーンアスパラのリゾット」
濃厚なリゾットにシャキシャキフレッシュなアスパラが良く合います

ここで食後酒を少々。
シャプティエ・マール・ド・コートデュローヌ

そしてアルザスのマール「Marc de Gewurztraminer」。
どちらもアルコール度数が高く、〆の一杯には最適。

最後に「イルフロタント」。
冷たいアングレーズソースにフワッと軽いメレンゲが。まさに浮いた島。
軽快に頂けるデザートで、飲んだあとにはピッタリ!!
通常私のブログは、お店の定休日を避けて記事の掲載をするのですが・・・。
今日はNaomi OGAKIの定休日、でもあえて今日アップさせて貰いました。(事情を語る機会があれば後日に)
○「Naomi OGAKI」住所:宇都宮市西1-1-2
電話番号:028-680-4446
定休日:火曜日(他、月1回お休みを頂きます)
営業時間:18時~25時
公式HP、
栃ナビHP
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