子供の頃はすべての道路が狭かった。
それでも不満に思わず過ごしてこられたのは、歩きや自転車が主たる移動手段だったからでしょう。
一車線の道が二車線になり、四車線になり・・・。
「大通り」が至る所に存在する時代になりました。
そんな時代だからこそ、昔ながらの狭い路地を歩くとホッとさせられます。
暗い夜道、足早に家路を急いだ子供の頃が思い出されます。

ここは県庁近くの百目鬼通り。
二荒山神社北側を東西に走る細い路地。
温かい明かりが漏れる「拠り処 寄り所 たけひろ」さんに、仕事帰りひとりで立ち寄りました。

迎えてくれたのは和服姿の女将さん。
カウンター越しに女将さんとの会話を楽しみながら一杯・・・のはずでしたが、この日は個室、テーブル席とも満席。
大繁盛で忙しい中、私の話し相手もして頂き感謝、感謝です。
日本酒は基本、本醸造600円、純米酒700円、純米吟醸800円、純米大吟醸900円。
この夜は、小料理を肴に日本酒主体で参りましょう。

最初の一杯は女将さんセレクト「春の季節限定酒」。
「大那 純米吟醸 春摘み新酒」900円。
おりが混ざっており、飲み口は甘めですが酸味がスッと抜けて行く。柔らかいお酒で女性にも人気だとか。

宇都宮市虎屋本店「虹乃井 純米酒」700円。
江戸時代、宇都宮の名水と謳われた「七水」のひとつ、虹乃井。それを仕込み水として使っているお酒。
(七水、それも虹乃井についての解説は、
ひばらさんにおまかせしましょう)
キリッと締まった硬めのお酒。

「うどのきんぴら」480円

「エイヒレの一夜干し」680円
どちらも七味がピリッときいていて、日本酒の肴にはピッタリ。

「酔鯨 純米吟醸」800円
気づくとカウンター席も埋まってきた・・・。今宵は早々に切り上げることにしましょう。
またゆっくりお邪魔しますね。
○「拠り処 寄り所 たけひろ」住所:宇都宮市塙田2-2-8
電話番号:028-688-7212
定休日:日曜日(但しランチタイムは平日のみ)
営業時間:11時30分~14時30分(L.O14時)、17時~23時(L.O22時30分)
公式HP、
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コメント
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以前、簗瀬にあったタミゼというハード系のパン屋さんがどうなったか知りたくてコメントしました。閉店したのか、それとも移転したのか。poolさんのお力を貸してください!
2015/04/23 URL 編集
pool
私もタミゼさんが閉店後の動向を知りません。
お力になれず、申し訳ありません。
2015/04/25 URL 編集