やはり行列が出来ていた・・・
宇都宮市役所正門近くの路地を覗き込むと、予想通り長い行列が出来ていました。
「らあめん厨房 どる屋」さん。
この日は秋から冬にかけて限定メニューとして登場していた「プレミアムヤシオマスらーめん」の今季最終日。

今日を逃がすと半年後、寒くなり始める秋の季節まで待たなくちゃならない。
やはりみなさん、考えることは一緒ですね。^^
(通年の鯛らーめんはもちろん、春から夏には鮎ラーメンが登場します。こちらもお楽しみに)

並んでいても回転が速いので、さほど待たずに店内に。
一般的なラーメン店からすると、年配者や女性客の多さに驚かされます。
どる屋さんのスッキリとしたコクと旨味ある魚系のスープが、彼らにも受けているのでしょうね。

プレミアムヤシオマス。
私が想像していたより実物は大きく、このまま刺身にして食べても美味しそう~。
プレミアムヤシオマスのらーめんメニューはいくつか用意されていましたが・・・。

やはり目を惹いたのは限定メニュー。
「黄金のプレミアム八潮鱒らーめん」と「玄米香る八潮鱒ねぎらーめん」共に1000円(税込)

「玄米香る・・」の方は、宇都宮市新里町にあるフレンチ「クーリルージュ」さんとのコラボラーメンなんです。
新聞でも大きく取り上げられ、大好評につき再登場!!幸運にもその日にお邪魔できました。
是非これを頂かなくちゃ!!
「クーリルージュ」のオリジナル麺「黒麺(深煎り焙煎玄米粉麺)」をラーメンの麺として使用しているんです。
もちろん
クーリルージュさんで何度もパスタや玄米蕎麦として食べさせて貰っていますが・・・・。
どんならーめんに仕上がっているのか想像出来ませんでした。

ついに登場「玄米香る八潮鱒らーめん」。
那須の白美人ネギがたっぷり乗せられ、熱々のネギ油の香りが食欲を誘います。
まずはスープを一口。
パッと八潮鱒の風味が口の中で広がります。クセはありませんが、マス特有の風味がスッと鼻を抜けていきます。
味噌をベースとしたスープはコクがあり、存在感があります。

スープから顔を出した玄米粉で作った黒麺。
通常のラーメンよりは噛み応えありますが、違和感なく気持ちよく入っていく。
そう、以前食したモノより細め。でも木訥として深みある味わいは変わらない。
麺もスープも独自の主張を強くしているのですが、一緒に食すと不思議に合うんです。
どちらも和という同じステージになっているからでしょうか、または強者と強者で均衡しているからでしょうか。
既視感がない新しいラーメンの誕生です。
これをベースに改良を加え、進化していくことでしょうね。

こちらは贅沢にも食感味わいとも違う「あさのポーク」「さつきポーク」、2種類のチャーシューも添えられています。

もう一つ気になっていたモノが・・・。
「プレミアム八潮鱒のふんわりムース」350円(税込)もプラス。
なめらかな口当たり、味わいもしっかりしていて、ワインや日本酒の肴にピッタリかも。
さすがに昼間からお酒を飲むわけには行かず、らーめんのスープを綺麗に飲み干させて貰いました。

「4月から始める鮎らーめんに、新作を考えているんです」とご主人。
薬味のようなものを小皿に入れて出してくれました。
これは「鮎のバーニャカウダソース」。
鮎にニンニク、オリーブオイルなどを入れて作ったオリジナル。
あっ、ちゃんと鮎の風味も伝わってくる~。
これを使ってどんな新しいらーめんが登場するのか、今から楽しみです。
そして黒麺を使ったらーめんも夏くらいには再登場するようですよ。
○「らあめん厨房 どる屋」住所:宇都宮市中央2-8-6
電話番号:028-649-5917
定休日:金曜日の夜の部のみ
営業時間:11時30分~14時(土日祝は14時30分まで)、17時30分~20時
公式HP、
公式ブログ、
栃ナビHP
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