「特に若い人の間では、日本料理のお店が人気なんです」とウラジオストクのガイドさん。
移動のバスの車窓からも、日本料理の看板を目にすることが出来ました。
「刺身を自宅で頂かないの?」と尋ねると「刺身にする技量がないので・・・」と。
えっ、切ればイイだけじゃないと内心思いましたが、魚をスーパーで見て理解出来ました。
ウラジオストクは港町。でも釣った魚の下処理、そして流通が日本と圧倒的に違ってる。
新鮮な魚が気軽に買え食べられる日本の環境に、改めて感謝しました。
帰国後なぜか和的な食事が多くなっています。
この日お邪魔したのは「拠り処 寄り所 たけひろ」さん。県庁近く百目鬼通りにあるお店です。
元旅館として使われていた築50年以上の日本家屋を改装した、趣ある店舗。

評判のハンバーグランチと日替わりランチの二種類。
この日は日替わりの「焼き魚ランチプレート」1000円(税込)に即決。

カウンターに座わり、読売新聞栃木版「びじっとHOT」でお店を紹介されていた話を女将さんにふると、「年齢を記事に書き加えられて・・・女性の年齢に聞いちゃ駄目ですよね」と笑顔で応えてくれました。

女将さん曰く、「日本酒に大はまり中」とのこと。
獺祭や田酒などブランド酒はもちろん、女性が飲んで”美味しい!”と言って貰えるお酒、女性の感性で春らしい思えるお酒等々、日増しに日本酒の数が増えているんだそうです。
確かに冷蔵庫の中には、桜の花を思わせるピンクラベルの日本酒が。

そうこうするうちに、プレートにランチが運ばれて来ました。
サラダ・おばんざい・ご飯・シジミの赤だし・焼き魚が。

この日の焼き魚は秋刀魚。塩漬けしたものを焼いたもの。
新鮮で脂が乗った立派な秋刀魚が一本、内臓も食べられます。
塩気が全体にのっており、ご飯が進む。(たぶん日本酒にも合うはず)

大谷石室で貯蔵されたお米をガス釜で炊いたご飯自体も美味しい。
ペロリと大盛り一杯頂いちゃいました。

食後にはデザートとコーヒーも付いてきます。
白玉が添えられたデザート、女性らしさを感じました。
夜の営業は女将さん初めスタッフみな着物に着替えて。
優しい味わいの旬な料理を肴に、女将チョイスの日本酒で一杯。気持ちよく酔えそう~。
○「拠り処 寄り所 たけひろ」住所:宇都宮市塙田2-2-8
電話番号:028-688-7212
定休日:日曜日(但しランチタイムは平日のみ)
営業時間:11時30分~14時30分(L.O14時)、17時~23時(L.O22時30分)
公式HP、
公式ブログ、
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