カバンの中に、いつもデジカメとメモ帳を携帯しています。
デジカメはもちろんブログ用の写真を撮るために。
メモ帳には料理名や値段の他に、気がついたお店の特徴や味の感想などを書き残しています。
味わいを言葉で表現するのは、凄く難しいことだと痛感しています。
口にした瞬間、パッと頭に浮かんだ言葉、そして同伴者の発した言葉をすぐに書き留める。
その行為によって、さらに感動が心に刻み込まれていくように感じています。
この日は小山市から来られたUさんを囲んでの宴席。
「Restaurant Kakurai」さんにお邪魔しました。
この周辺は私立高校が建ち並ぶ文教地区。落ちついた街並で人気がある住宅地です。

私達のために個室を用意して貰いました。
周りに気兼ねなく、美味しく料理を楽しませて貰いました。

集合時間よりずいぶん早く到着してしまったUさんと私。
全員集まるまで日本酒を飲みながら体を温めておきましょうか。
Uさんが住まう小山市の日本酒「鳳凰美田 No14」を二人で。
芳醇な香り、スッキリとしたのど越し、食前酒としてピッタリ。

「フレンチで日本酒??」と疑問に思われる方もいるのでは。
もちろんワインは豊富に用意されていますが、
お客さんの嗜好に合わせ日本酒や焼酎なども用意しているお店が増えてきました。
この日のKakurai的日本酒ラインナップ・・・どれもおいしそう。

そうこうするうちに全員集合。
ではお料理を頂くことにしましょう。「季節のコース」5800円(税・サ込み)
乾杯はフランスの泡で。「ドメーヌ・ジ・ロレンス クレマン・ド・リムーレ・グレムノス」
スッキリとした酸味が軽やかに口の中で踊ります。

今回のブログは初めての試み。加倉井シェフの料理説明と共にお届けします。
「鹿沼・丸福農園さんの完熟トマトの冷製」
塩と少量のゼラチンのみ使用、食材勝負の一品。直接取引の厳選トマトです。

「宮崎県産新玉葱の3時間後」
新玉葱と鶏のブイヨンと少量の生クリームのみで仕上げました。
塩や砂糖など調味料を一切使用せず食材の旨味のみで勝負しました。

「オヤジ達に捧げる前菜三種盛り」
とちぎ和牛スジと県産大福豆の煮込み、那須三元豚肉&レバーのロールキャベツ風 タスマニア産粒マスタード添え、仏産フォアグラテリーヌ県産ブルーベリーとポートワインのソース
(飲んべえ四人組でお邪魔すると事前に伝えておいて良かった~、ワインにあう肴ばかり)

フランスの白「アンリ・ド・ブルソー ブルゴーニュ・シャルドネ」

同じくフランスの赤「ル・バイィ・ド・カマンサック 2002」
ワインが料理をさらに引き立てる

「青森県産平目のポワレ 燻製牡蠣のクリームソース 魚介類のムースと共に」
牡蠣は軽く燻製したあと、ノイリー酒と鶏のブイヨンと生クリームでまとめました。

「和牛イチボのロティーと和牛スネ肉のラグーのデュエット」
シンプルに和牛の旨味と季節野菜を取り合わせたお料理。人参のソースやロースト野菜、沖縄の島ラッキョウのマリネがアクセントです。

再び日本酒に。
「鍋島 三十六万石 特別純米酒 無濾過生原酒」

「ハッピーバレンタイン」
とちおとめ、金柑のコンポート、チョコレートのアンサンブルです。くどくなくサッパリをイメージして

最後にコーヒーを頂きながらのんびりと。
素晴らしく充実した時間を過ごさせて頂きました。
私以外はこのあと二次会に。いい夜になったことでしょうね。
○「Restaurant Kakurai」住所:宇都宮市北一の沢町4-10 ジュネスガーデン103
電話番号:028-622-5333
定休日:月曜日、不定休あり
営業時間:11時30分~14時30分(L.O13時30分)、18時~22時(L.O20時30分)
(2014/3より、5歳以下のお客様のご来店はご遠慮頂いています。但し貸切等を除く)
公式HP、
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