2月22日で十周年を迎える「HACHINOJO food・wine」。
会社が設立されてから10年以上存続している会社は6%と言われる現在の日本。
飲食店だともっと厳しい数字になるのではと思われます。

そのような状況の中、十周年を迎えたというのは素晴らしいこと。
湯原オーナーはじめ、スタッフ皆の尽力の賜物と言えるのではないでしょうか。
この日も次々とお客さんが来店され、あっという間に満席状態でした。

ということで十周年のお祝いを兼ねて「HACHINOJO food・wine」にて、
いつものアラフィフィ親父5名集まっての反省会を開くことになりました。

人通りがない路地裏にあった大谷石の蔵で営業を開始した十年前。
周囲の方から、「絶対飲食店としては無理だ!」と言われ続けたとのこと。
「パプリカムース グリッシーニ添え」

確かに飲食店は「待つ」商売と言われ、出店には「立地」が最重要項目に挙げられています。
イタリアの泡「contadi castaldi」

幹線道路から一本奥に入った場所。
車の往来もなく、「通りかかりに気になって・・・」というお客さんは皆無に近いかと。
「オマールジュレ」アボカド、オマール、キャビアをオマールジュレに重ねて

縁あって入店されたお客様、おひとりおひとりを大切にされ、築き挙げてきた信頼の和。
口コミによって、お店の存在が広がっていきました。
イタリアの白「contadi castaldi」

「HACHINOJO」という素敵なお店がある・・・という情報が私の耳に入ってきたのは
オープンして一年後。
衝撃を覚えたのを昨日のことのように思い出されます。
「生ハムとポワロー葱」

凛として建つ立派な大谷石の蔵。
店内は大谷石の壁面を見事に活かし、ハイセンスな空間が広がっていました。
「ピロシキ フォアグラ入り」

都内を思わせるお洒落なインテリア。
サービスはエレガントな立ち振る舞い。宇都宮にこんな素敵なお店があったとは・・・。
「「そら豆 炭火焼き」

お店の前で外観を眺めていた私に、ドアを開けて迎えてくれた紳士こそが、オーナーの湯原さん。
あれから九年経った今でも、先頭に立ってきめ細かなサービスを提供してくれています。
「魚介のスモーク」サーモン、ホタテ、タコ

常に初心を忘れず励まれ続けた湯原さん。
「ブリアネッロ」

昼間は乳白色の輝きが青空に映える大谷石。清潔感で溢れています。
千円程度からランチが楽しめ、気軽にお邪魔できると奥様方にも大人気。
「うなぎの白焼き」

夜は陰影ある大谷石がライトに照らされ、柔らかさそして艶やかな印象を受けます。
ワインをはじめ様々なお酒が用意され、それに合う食事が用意されています。
「カボチャのニョッキ」

今回はワインに合うアラカルトをお願いしました。料理はおひとり7000円。
食事の合間にワインを嗜むのではなく、食事とワインが共に主役。
店名に「food・wine」併記されていることからも伺えます。
「ニース風サラダ」

上質な空間、そしてサービスを受けながらワインと食事を頂く。
まさに大人のための社交場。
「バケット」

みなさん和やかに、ゆったり流れる時間を楽しんでいる。
「ナヴァラン」仔羊の煮込み

これから二十年、三十年と、上質な夜を提供し続けてくれることでしょうね。
「Lange Nebbiolo 2011 Cascina Ballarin」

初めてお逢いしたときと変わらないスタイルを維持している湯原オーナー。
「オニオングラタン」

私は体が一回り大きくなってしまいました。
「ヌガーガラーヤ」
○「HACHINOJO food・wine」住所:宇都宮市簗瀬町1785-17
電話番号:028-638-9235
定休日:月曜日
営業時間:11時30分~14時(L.O) 17時30分~23時(L.O)、(日・祝日は22時L.O)
公式HP、
栃ナビHP
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