忘年会と言えば鬼怒川温泉という時代がありました。
JAなどの大型観光バスが列をなして温泉ホテルに入っていく光景が昨日のことのように思い出されます。
団体で温泉三昧という時代が終わり、現在では家族や少人数のグループのお客さんが主流とのこと。
私も三十年ほど前は、二~三日おきに鬼怒川温泉での忘年会に参加していたものです。
久しぶりに鬼怒川で忘年会。と言っても昔のような百名単位の会ではなく二十数名の会。
仕事が休みの日でしたので、早めに鬼怒川温泉に入ることにしました。
理由は
「新日本Deep案内」というブログとの出逢い。
そこには私の知らない鬼怒川温泉が紹介されていました・・・。
看板はよく目にするけど行ったことが無い「鬼怒川温泉ロープウェイ」に乗ってみよう~ということに。
16時で登りの運行がラストだとホームページで確認し、時間を気にしながらいざ鬼怒川へ。
国道121号線、幹線脇に登りの側道を発見。
ここから上がっていくのか・・・。車一台通るのがやっとの車幅しかない。

看板に従って少し登るとロープウェイの大型駐車場が。
これで登って行くのか~。ワクワクしながら建物に入ったら・・・。たった今出発したばかりとのこと。
次発車するのは30分後という悲しいお言葉。それなら周辺を探索しながら待つことにしましょう。

ロープウェイのすぐ脇には遊歩道が。

季節の花々や動物などにも出逢えるようです。
さすがに12月の午後・・・歩いている人はいませんでしたが、暖かい季節になったら楽しそう~。

ロープウェイの隣には立派な鳥居。

山頂に「温泉神社」があるとのこと。
解説看板で新たな事実が判明。ロープウェイが開通したのは昭和34年!!
そんな昔からあったの?と驚かされました。
私の子供の頃は電車やモノレールに乗っただけで興奮したモノ。
当時は多くの観光客で賑わったことでしょう。子供達の喜ぶ顔が目に浮かぶようです。

駐車場の周辺にはお土産店が数店。
元々はもっとたくさんのお店があったようですが・・・。
注目は小さな釣り堀「つり堀 しらかば」!!現在も営業しています。
たまたま前を通ったときには、若いカップルさんが寄り添うように釣りにチャレンジ中。
「意外とたくさん釣れる~」と嬉しそうな彼女さん。針を魚から外す彼氏の姿に惚れ直して様子でした。

この周辺はかつて花街として賑わった場所とのこと。
詳しくは先に挙げた「
新日本Deep案内」に紹介されています。

かつての賑わいを想像させるお洒落だっただろう建物もまだ残っています。

玄関脇の飾り窓からは、ブランデーの瓶が。
都会を離れ、この地で癒された人達の息づかいが伝わってくるような情景です。

私が鬼怒川温泉に通うようになった頃には巨大温泉ホテルが建ち並び、
二次会三次会を外のお店で開くと言うことは少なくなってしまいました。
ホテル館内にある施設で完結してしまい、周囲のお店にお金を落とすことが皆無に。

今では「花の町子供会」が周辺の美化に取り組んでいるようです。
鬼怒川温泉の魅力を再発見する旅になりそうです。
○「鬼怒川温泉ロープウェイ~おさるの山~」公式HP
- 関連記事
-
コメント
hanamura
といいつつ、こういうのが好きな自分(ズブン)を再確認!
宇宙が消滅するかもしれない未来は、一千億年先
2014/12/06 URL 編集
pool
> 新展開?「新日本Deep案内」けっこう強烈ですねぇ~。
> といいつつ、こういうのが好きな自分(ズブン)を再確認!
> 宇宙が消滅するかもしれない未来は、一千億年先
私も隠れスポット探訪が大好きなんです。
以前のブログ「栃木を楽しむ」の初期は、探訪記事の方が多かったのですが・・
時間的な制約があり、身近で簡単な食事系ブログになってしまいました。
2014/12/07 URL 編集
りら
鬼怒川温泉在住歴20数年のりらといいます。
巨大な温泉ホテルもいいですが、「きぬ川不動の瀧」ここは料理自慢のこじんまりした
いい宿ですよ、お薦めします♪
2014/12/14 URL 編集
pool
> 巨大な温泉ホテルもいいですが、「きぬ川不動の瀧」ここは料理自慢のこじんまりした
> いい宿ですよ、お薦めします♪
ホームページで確認させてもらいました。
客室11室、家族で行くのに良さそうですね。
2014/12/16 URL 編集