戦後すぐに建てられた古民家で頂く精進料理。
スッと心も体も癒される食と清らかな空気感。街中に居るのを忘れさせてくれました。
そんな経験をさせて貰ったのは
今から5年前。
当時オープンしたばかりだった「手打蕎麦と精進料理 恵風」さんでの食事は、今でも鮮明に覚えています。

今年の四月からもっと気軽に味わって頂こうと、お昼時は「手打蕎麦」を主軸としたメニューに変わったとのこと。
精進料理となると敷居が高い感じがしてしまいますが、これなら気軽にお邪魔できそう~。
前回最後に出してくれた手打蕎麦が、非常に美味しかったので尚更嬉しい!!
当時は駐車場が無く近所の有料駐車場を利用しましたが、敷地内に数台分の駐車場が用意されていました。
立派な大谷石の塀を壊すのも忍びなかったことでしょうが・・・。

小さくなったお庭ですが、非常に綺麗に維持されています。
玄関からも、みどりの風が気持ちよく入ってきます。

足腰が弱くなった人にも快適に過ごして貰えるようにとすべてテーブル席。
細かいこころくばりが随所に見受けられます。

窓の外には懐かしい昭和の情景が広がっているように感じます。

平日のランチは1000円~。(予約の必要はありませんが、売りきれ仕舞いあり)
月曜日の昼と、夜の営業は前日までの要予約で精進料理のコースや蕎麦を中心としたコース料理が頂けるとか。

私は「せいろ+精進主菜+海老と野菜の天ぷら」1500円、
奥さんは「せいろ+精進主菜+野菜のかき揚げ」1250円を頂くことに。
まずは精進主菜。「五目蒸し豆腐の生姜餡かけ」
これが実に美味しい。ひじきなどが入った豆腐は、柔らかさと同時に歯ごたえも味わえ満足感を高めます。
生姜餡を残さず綺麗に飲み干すほど、脇役ではなく主役級の美味しさ。

せいろ蕎麦の汁は二種類から選べます。
通常の汁は伊豆田子節からとった鰹つゆと、昆布や炒り大豆などからとった精進つゆ。
どちらも旨味あるつゆに仕上がっており、それぞれ鰹や昆布の香りが上品に漂います。
蕎麦自体も細切りでよく締まったお蕎麦。
口にした瞬間、にんまり表情が緩む美味しい蕎麦に仕上がっていました。

私の「海老と野菜の天ぷら」。うすく衣をまとった姿は、綺麗で美味しそうでしょ。
海老の濃い甘さには驚かされました。サクッとした衣によって、旨さが閉じ込められている。
もちろん頭から尻尾まで残すことなく綺麗に。

奥さんの「野菜のかき揚げ」も美味しそう~。

最後にとろみある濃厚なそば湯で〆。

そう、〆るはずだったのですが、奥さんがどうしてもと・・・
「自家製なめらかプリン」200円。
一口だけ頂きましたが、卵を使用していない豆乳のプリン。黒蜜の甘さだけで頂きます。
量もたっぷりで、当分控えめな方にも喜んで頂ける甘味になっていました。
○「手打蕎麦と精進料理 恵風」住所:宇都宮市東塙田1-3-5
電話番号:028-623-9689
定休日:不定休(公式ブログ、公式フェイスブックをご確認ください)
営業時間:11時30分~15時30分(火~日曜日)
月曜日のランチ、夜の営業(水~土曜日)17時30分~21時30分は、要予約。
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