真新しいカメラをカバンに仕舞い、いざ出陣。
美味しい刺身を食べたいというゲストのご要望を受け、お邪魔したのは「味問屋 明日香」さん。
宇都宮記念病院の北、路地裏にあり、10月3日で24周年を迎えた人気店。
24年前と言えばバブル景気で宇都宮も大いに盛り上がっていました。
その後厳しい経済環境が続く中、お店を維持成長させてきたのは凄いことだと感心させられます。

立派な玄関を入ると、すかさず店員さんがお出迎え。
水槽に入ったたらば蟹もピースサインで迎えてくれました。

この水槽だけで驚くこと無かれ。
一階には巨大な生け簀が・・・。それを囲むように席が配置されています。

海がない栃木県で、多くの生きた魚を眺められるだけでも貴重な体験。
子供さんなど大喜びしそうです。
生け簀にふぐが優雅に泳いでいました。
このふぐは栃木県那珂川町の特産品「
温泉とらふぐ」。11月になると、下関からとらふぐが入荷されるとのこと。

今回は個室を利用させて貰いました。
生け簀を眺めながらも良かったのですが、ゆっくり静かに料理を頂こう~。

おまかせ会席料理「葵」ひとり1万円のお料理を。
次々と運ばれるお料理に舌鼓。秋を代表する食材が集結し、楽しい美味しい集まりになりました。
「卵豆腐 うなぎをのせて」
スッキリ甘い卵豆腐に、脂がのったふっくらうなぎがお見事。

八寸。
秋刀魚のなますや栗や無花果等々、秋満載!!

青竹に入った日本酒を。
ゲストの方が東京出身ということで栃木の酒を次々と。
天鷹・心純米大吟醸、四季桜特別純米、惣誉純米大吟醸・・・

見事なお造り!!
鯛、平目、烏賊。どれも新鮮で歯ごたえが格別!!刺身を食べたいと言っていたゲストも大満足。
烏賊の頭の皮膚が「虹色素胞」の伸縮で、色が変わっていくのも見ることが出来ました。

この烏賊の頭や足の部分は・・・天ぷらにして貰い一匹綺麗に頂きました。

生の牡丹海老も登場。こちらはひとり2本。

頭の部分は塩焼きに。酒の肴にピッタリ

秋を代表する松茸です。
私にとって今季初物。土瓶蒸しで松茸の香りを堪能し、最後にハモと松茸を。

「目鯛、アワ麩の朴葉焼き」
みなさん、アワ麩を頂くのが初めてだったようで、大感激されていました。
この時点でもうお腹一杯で、参加者の中で一番若いKさんにあげたらペロリと。

煮物「茄子とそばがきの餡かけ」
こちらはゲストに。牛肉も入ってて美味しい~と。残すことなく頂いてくれる人がいて助かりました。

「焼きタラバ」
これは食べられそう~、否、お腹一杯でも食べたい。
身がギッチリ詰まってる。上質な香りと甘み、お酒も進む。

土鍋で炊いた鯛のカマご飯。これで三人前!?食べられるかな?
先ほどのお造りで出た鯛のカマを使用とのこと。残すことなく命を頂く。

Kさんもゲストの方も私よりお若く食べ盛り。豪快に召し上がってくれました。
赤出汁との相性も抜群。

最後にデザートまで。
メロンと豆乳で作ったブランマンジェ。ゆったり優雅な時間を過ごさせて頂きました。
○「味問屋 明日香」住所:宇都宮市仲町3-12
電話番号:028-643-1917
定休日:無休(年末年始のみ)
営業時間:11時30分~15時、17時~22時
公式HP、
栃ナビHP
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