清々しい秋晴れの中、宇都宮市北一の沢町に一軒のフレンチが11月1日オープンしました。
お店の名前は「Restaurant Kakurai(レストランカクライ)」さん。

邸宅が建ち並ぶ落ち着いた住宅街。
マンションの一階ですが、緑が多いせいか周囲の風景に溶け込んでいます。

2011年11月1日11時11分にオープン。
玄関先に有名店から届いた美しい生花で覆われていました。これも加倉井シェフの人徳かもしれません。

厨房から店内が一望できる程よい広さ。
一段上がった場所には、カウンター席もありました。

個室にもなるテーブル席も。
外から秋の優しい日差しも差し込み、居心地イイ空間です。

カウンター席を事前に予約させて頂きました。
笑顔を絶やさない匠シェフ。でも相当緊張しているみたい・・・。だって私の隣には、某有名パティシエさんが。
奇遇にも一緒に食事をさせて貰い、私も楽しい時間を過ごさせて貰いました。

店内を見渡すと、何と外務大臣から頂いた賞状が。
在外日本大使館で公邸料理人として活躍されていたんですね。

ランチコースは1800円と2800円。
フレンチですと子供お断りのお店が多い中、お子様プレート千円もメニューにあるお子様歓迎店。
今日は「シェフオススメコース」2800円をお願いしました。
その前に・・・オープンを祝してシェフからシャンパンのプレゼントを。そしてみんなで乾杯!!

先付けは前菜三点盛り。
「国産牛タタキとイチジクの赤ワイン煮」。肉と果実の組み合わせ、お肉の甘みを引き出します。

「スペイン産生ハムと柿」。
最初に言葉でメニューを聞いたとき、牡蠣だと思ってしまいました。一気にパクッと食べた瞬間・・ドキッと。
こちらは生ハムの塩気で、柿が甘く感じる。フレンチで柿とは新鮮な組み合わせです。

「グラニテ」
イチジクを煮込んだ赤ワインでグラニテを作ったとのこと。絶妙なバランス感覚が嬉しい一品。

ここでパンの登場。
バケッティーヌと胡桃のパン。天然酵母で焼いたパンで、どちらもお代わりしたいほど美味しい。

ここでお祝いがてら、早速「泡」を注文させて貰いました。
スペインの「モンサラ カバ ブルット」4500円。辛口の飲みやすい泡でした。

「黒ムツのサラダ仕立て」
もっちりとした黒ムツに、新鮮野菜が綺麗に添えられています。センスを感じる盛りつけ。

「焼き芋のポタージュ 洋風茶碗蒸し」
ポタージュの下はプラン状になっていて、とろ~りまろやかな仕上がり。
こういう風な出し方があるのか・・・とハッとさせられる一品。

「魚介類のパナシェ 甲殻類風味のトマトソース」
柔らかくとろける旨さのパナシェに、甲殻類特有のキチッとした味わいが良く合います。

「栃木県産もち豚のロティー キノコとポートワインを使ったヴィネグレット」
イイ火の入れ方。お肉はよく熟成されていて、旨味がジュワーとわき出てきます。

「匠のプリンと食後の珈琲!?」
とろーりとした甘みあるプリン。梨と葡萄も添えられています。
メニューに「食後の珈琲!?」と記載されていて、何かな?と思っていましたら・・・

通常50万円以上もするアイスクリームマシーンがあるではないですか。
これで自家製アイスを出してくれるんです。そう、珈琲とはコーヒーのアイス。
甘みに負けない珈琲ならではの苦みが味わえ、大満足。これからアイスも目玉の一つになるかも・・・。

最後の飲み物は「ルイボスティー」をチョイスさせて頂きました。
お隣で飲んでいる紅茶も美味しそう~。

たっぷりと美味しいランチを満喫させて貰いました。
加倉井シェフの新しい歴史がスタートします。これからどんな風に進化していくのか楽しみなお店です。
夜は3800円からコースが用意されています。
またひとつ、新しい明かりが灯りました。
○「Restaurant Kakurai」住所:宇都宮市北一の沢町4-10 ジュネスガーデン103
電話番号:028-622-5333
定休日:月曜日、第二日曜日
営業時間:11時30分~15時(L.O14時)、18時~22時(L.O20時30分)
公式HP、
公式ブログ
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