2014年9月29日にスタートのNHK連続テレビ小説「
マッサン」。
栃木県さくら市にも工場を持つ
ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏をモデルにした話。
ウィスキー造りに生涯を捧げた政孝氏と、異国の地日本に渡り夫を支え続けたスコットランド出身の妻リタ。
大正、昭和という激動の時代、幾多の困難にもめげず夢を追い続け結実させた夫婦の物語と出会えることでしょう。
ベストセラー「海賊と呼ばれた男」と同様、小説化しなければ知ることもなかった人間の生き様。
竹鶴氏は、寿屋(現サントリー)山崎工場の初代工場長もしていたんですね。
日本の二大ウィスキーを築き上げた人物でもあるんです。まさに「日本のウィスキーの父」。

ひとりの小さな小さな一歩が、のちに街を、社会を変える大きな一歩に繋がる。
日々身近なところでも、様々な人間ドラマが繰り広げられています。
私が作家なら、是非取り上げてみたいと思う店主のお店が宇都宮にもたくさんあります。

宇都宮の郊外、光ヶ丘団地が魅力ある街に生まれ変わろうとしています。
10年前この地でオープンした「サカヤカフェマルヨシ」さんの歩みは、多くの人に刺激を与えてくれました。

あっ、またまた前置きが長くなってしまいました。
この日は東京から来られた方々と、8名でお邪魔しました。
マーケッティング以上に、人の情熱が人を動かすのだと感じさせてくれるこの地をセッティングさせて貰いました。

食事のみでひとり6000円のおまかせコース。
栃木の食材を活かした「しもつけイタリアン」は、まさに記憶に残る料理のオンパレード。
すべてが新鮮な驚きを与えてくれ、心に響く最高の食事になりました。
「桃とトマトの冷製スープ」「桃のライムマリネ」
芳賀町の硬めの桃を使い、シャキシャキとした食感がお野菜のよう~。
トマトの酸味と桃の甘み・・・爽やかな秋風のような清々しい冷製スープ。

「トマトとスイカ、パルマ産生ハムのサラダ 白バルサミコソースで」
この組合せ、食べたことない!!そして美味しい!!
ドキドキさせられた一品。

「やしお豚といちじくのテリーヌ」
いちじくはドライ、フレッシュ、コンフィチュールされたものが使われており、深くしなやかな旨味と甘みが。

「子持ち鮎、菊の花のブッタネスカ」
フィットチー二が使われています。
ホッとさせてくれる和的なパスタ。皆の表情が緩みっぱなし。

「やしおます パプリカのソース」
低温でゆっくり火を入れたやしおぱす。皮はカリッと身はふっくら。

「とちのき黒牛のローストビーフ 赤ワインと巨峰のソース」
しっとりと滑らかな食感、肉自体の旨さが口の中でほとばしる。

自家製の天然酵母のチャバタも添えて

最後のドルチェも色気がある・・・。プラムのジェラートとコンポート。

この日頂いたワインはすべて、足利市のココファームのもの。
「カルフォルニア・スパークリングワイン・ブリュット」「山のシャルドネ」「風のエチュード」「甲州エフオーエス」
どれも個性豊かで素敵なワインばかりでした。

すでに外は真っ暗。
あっという間に時間が過ぎて行きました。
○「SAKAYA CAFE MARUYOSHI(サカヤ カフェ マルヨシ)」
Cucina Vegetale MARUYOSH & RhythBle+Room住所:宇都宮市氷室町1041-150
電話番号:028-667-4338
定休日:第一火曜日、水曜日
営業時間:12時~15時、18時~20時30分OS(一階リスブルは、11時~20時)
公式HP、
公式ブログ、
栃ナビHP
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