二期倶楽部の総料理長などを歴任されてきた宮崎シェフが、
2013年9月11日にオープンさせた「美食工房 ラトリエ・ムッシュー」。
初めてお邪魔したのが今年の五月。今回二度目の訪問になりました。
那須塩原で活躍して頂いている方々と一緒の食事会。朝からテンションが上がります。
JR那須塩原駅や黒磯・板室ICからも近い。
那須ガーデンアウトレットからでは、車で10分もかからない。
でも通りから一本入った場所にあるので、周囲を木々に包まれリゾート気分を満喫させてくれます。

厨房を囲むようにカウンター席が。
調理する様子が間近で見ることが出来ます。

今回お願いしたのは「ムッシュ・スペシャルコース」7000円(税別)サービス料は取られません。
ではどんなお料理が登場したのか、ご紹介していきましょう。
「本日の鮮魚のムッシュー・オードブル」
大皿の周辺には色とりどりの那須高原の野菜達が並びます。
コリンキー、珊瑚きゅうり、あやめ雪、水茄子などを古代の塩でガブリ。野菜の味が濃い。

ヤングコーンをキャラメリゼしたものも。こりゃ美味しい!!

カツオやホタテ、サーモンなど自家燻製した魚介たっぷりのサラダには、
オレンジやライムグレープフルーツなど柑橘感満載のエクストラバージンオイルで、鮮やかかつ爽やか!!
ひとつひとつの食材をじっくり感じながら、宴のスタートです。

「幻のポーク“梅山豚”のお料理」
西遊記の猪八戒のモデルになったと言われる「梅山豚」。日本では茨城県の塚原牧場でのみ少量生産されている。
この豚の脂身がうまいのなんの。滑らかでフワッと口の中でとろけます。でもしつこくない。
下にはズッキーニとなめたけのリゾット。こんなリゾット食べたことない!!

「本日のこだわり魚料理」
山口のキハタは表面をオリーブオイルでカリッと、中はふっくら。
白ハマグリも添えられています。
このソースと言うべきか、スープと言うべきか・・・香りも味わいも素晴らしい。
キハタと白ハマグリの出汁と各種ハーブなどが重なり合い、夢中になって飲み干しました。

「とうもろこしの蒸しパン」
ほんわか甘い、もっちり蒸しパン。

「つくばの放し飼い鴨胸肉のお料理」
見ているだけでうっとり。

鴨胸肉の弾力はもの凄い。噛むほどに旨味が広がります。
マンゴーとリンゴ、バルサミコ酢のソースが鴨肉との相性バッチリ。

「お楽しみ夏のスペシャルデザート」
ピーチ・メルバ・・・19世紀後半ロンドンのサヴォイホテルの料理長オーギュスト・エスコフィエによって考案されたデザート。オーストラリアの歌手ネリー・メルバが食事したときに出され、非常に気に入ったことから「ピーチ・メルバ」と呼ばれるようになったとか。
この古典的なデザートに、宮崎シェフがアレンジを施した一品。
メルバじゃないけど、私もお気に入り!!

最後にアイスコーヒーを頂き、充実したランチタイムが終了しました。
いつも早食いだというTさんも、この日だけはゆっくり味わいながら・・・食事を楽しんでいる姿が印象的でした。

2014年9月2日~9月30日の期間、「オープン1周年感謝ディナー」と称し、特別なコース料理が楽しめるようです。
詳細はホームページで確認の上、是非お問い合わせ、ご予約されてみて下さい。
○「美食工房 ラトリエ・ムッシュー」住所:那須塩原市高林1721-101
電話番号:0287-73-8550
定休日:月曜日、第二、四火曜日(祝日の場合は営業、翌日お休み)
営業時間:(要予約)11時30分~15時、18時~22時
(土、日、祝日は、14時30分~16時30分のアフタヌーン営業も)
公式HP、
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