長野県小諸市から栃木県日光市までの全長約230kmの街道は、「
日本ロマンチック街道」という名称が。
これはドイツのロマンチック街道に由来した観光路線。
現在は本街道に加え長野県上田市、栃木県宇都宮市までの全長約350kmも、街道に加えられて呼ばれるようになりました。まさにこの起点となる場所にあるのが宇都宮市新里町にある「
ろまんちっく村」。
自然豊かな場所にある、一大ファームパークとして大人気のスポットとなっています。
「ろまんちっく村」の新里街道出入り口にある「クーリ・ルージュ」さん。
ヨーロッパの片田舎にあるような外観が、街道名に非常に合っています。

店内も素敵。
バスク地方の納屋をイメージしたとのこと。窓から見える緑が、日本にいるのを忘れさせてくれます。

2014年4月から、ランチメニューが変わりました。
以前は1890円のランチのみでしたが、1600円(税込)のシンプルなAセットと2500円(税込)のBセット、要予約のシェフおまかせランチコース4150円(税込)の三種類に。
メインは十数種類からチョイスすることが出来ます。

今回はBセット2500円(税込)のランチを頂くことに。
まずは前菜が二皿。
最初に一皿目は「厳選された季節のオードブル盛り合わせ」
野菜たっぷりの「生春巻き」、「小松菜、豆乳、オレンジの酵素ジュース」はとろ~りとオレンジ風味で爽やか、
カリッと濃厚「鶏レバーのカナッペ」に「茴香、青唐辛子、モロヘイヤソースのカクテル」は記憶に残る味わい。

前菜二皿目は「桜海老と茄子の玄米粉のパスタ」
オリジナルの焙煎をした玄米粉で作った自家製麺。黒光りする麺は存在感があります。
桜海老と茄子の旨味をまとった麺は、素朴でいて味わい深い。

自家製パンが二種類。
風味が違う歯ごたえあるパンで、クーリ・ルージュさんの名物の一つ。

メインは「バスクの家庭料理ピペラード」をお願いしました。
赤、緑のピーマンと生ハムを使ったトマトソースの上には、自家製ハムと卵がON。
ガッツリと塩気もきいた自家製ハムは、ワインに合いそう。
穏やかで柔らかい旨味のトマトソースととろとろ卵と一緒に頂く・・・母の優しさで包まれた腕白小僧という印象。
体も心も優しくなる、熱々料理でした。

デザートは五種類用意されており、唯一追加料金+200円かかる「シェフ渾身のチーズケーキ」を頂きました。
チーズのドッシリとした重み、そしてほのかな塩気が活きています。
添えられたヨーグルトのアイスと苺のゼリーが爽やかにサポート。

食後にアイスコーヒーを頂き、〆となりました。

窓から眺める山々は、力強い緑で被われていました。
あっ、BGMとして流れているのは、
前回お店紹介と一緒に書かせて貰ったフランス人歌手クレモンティーヌさんの歌だ。
良き音楽、良き景色、良く料理に癒された休日になりました。
○「レストラン クーリ・ルージュ(COULIS ROUGE)」住所:宇都宮市新里町丙33-2
電話番号:028-678-8848
定休日:木曜日
営業時間:11時~15時(L.O14時30分)、18時~21時(L.O)
公式HP、
公式ブログ、
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