高校の同級生Nさんが、責任ある立場になって宇都宮に戻ってきました。
久しぶりに一緒に飲もう~という話になり、ユニオン通りにある「Naomi OGAKI」さんへ。
今回はちゃんと一週間前に予約をして。
想像通り、オープンから一巡目のお客さんはすべて予約で埋まっていました。
21時以降ならフリーでも大丈夫そうですが、早めの時間帯でしたら予約をするのをお奨めですよ。

お邪魔する度、どんな料理を食べさせてくれるのかとワクワクさせられます。
想像を気持ちよく裏切ってくれる。これがNaomi OGAKIの魅力になっています。

黒板には美味しそうな料理名がズラリ。
一品一品頼まずに、ひとり4000円で大垣シェフにおまかせすることにしました。

もちろん飲み物は別。
グラスで頂こうかと思いましたが、Nさんもお酒に強いということで・・・ボトルで行きましょう。
再会を祝って一本目は「ポールジンク クレマン ブリット」で爽やかに。

「下野完熟トマトのタルタル エストラゴン風味」
フランス料理を代表するハーブ、エストラゴン。小さな竜という名のハーブは凶暴で癖になる。
それに負けずと完熟トマトがふくよかな甘みで堂々たる主役を。
実に爽やか。最高のスタートになりました。

「パルメザンサブレと夏野菜のソテー」
大垣シェフの料理説明は、夏の南フランスの情景をも観させてくれます。作り手の物語も詰め込んだ一皿。
私が好きな「グリコ濃厚チーズスナック チーザ」のようなサブレに、フランスの家庭料理ラタトゥーユがしっとりと。
周辺の泡はニンニク風味。美しくサポート。この組合せに、うっとりさせられました。

「じゃがいもの温かいテリーヌ」
ドライトマトとオリーブがじゃがいもにサンド。ほんわかと優しく・・・表情が緩みます。

日本をイメージしたというラベルが特徴の「JOSME」という白ワイン。
香り豊かで華やかな飲み心地。辛口なので夏場にはピッタリ。グットチョイスです、大垣シェフ!!

「フランス産鴨ハツのサラダ」
肉厚でプリプリ、鶏肉のハツと比べると鴨ハツはサイズが大きく存在感があります。

「鱧のフリトー」
鱧の美味しい季節。ふっくらサクサク、小骨もまったく感じない。
夏野菜と一緒に、軽快に楽しく頂けました。

「サワラのポワレ」
まろやかな風味に仕上がっています。
紫や緑のブロッコリーが彩りを添えます。

ここらで赤にスイッチ。「シャトー ド サンコム レ ドゥー アルビオン」

「もち豚バラ肉のロースト」「スペッツェル」
低温で15時間熱を加え、旨味を凝縮させた豚バラ肉をローストしたもの。
手間をかけた分、味わい、食感は格別。
アルザスのパスタと言われる「スペッツェル」。
それをカリッと香ばしく。これは面白い!!

「ピスタチオのクレームブリュレ」で〆。
夢中になって綺麗に頂いちゃいました。
私達が食事を終了した頃、予約の団体さんが入って来られました。
テーブルを何気なくみると、特別なドリンクメニュー。飲み放題が二千円から付けられるんだそうです。
このお店を選ばれた幹事さん、さすが~。素敵な一夜になることでしょうね。
○「Naomi OGAKI」住所:宇都宮市西1-1-2
電話番号:028-680-4446
定休日:火曜日(他、月1回お休みを頂きます)
営業時間:18時~25時
公式HP
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