# ラ・タルタルギーナ(新宿区)
先日の新聞で、「子供の大学入学式に出席する父親は三割」という記事が載っていました。
次女の大学入学式が、たまたま私の仕事休みの日でした。
日本武道館で行うとのことで、是非行ってみたいと連れて行って貰うことに。
私の大学入学式も、日本武道館で行われました。それ以来の日本武道館。
もちろんその時には、両親とも入学式に来ませんでした。
今回行ってみて、父兄の参加者の多さには驚かされました。
「私も平成の父親らしく、参加できてよかった~」と語ると妻は・・・。
「今まで一度も子供たちの入学式や卒業式に参加したことないくせに」と。
仕事優先の昭和の親父は、平成の世の中では肩身が狭い。

入学式が無事に終了し、東西線で九段下から神楽坂駅へ。
親子三人で食事場所を、事前に決めていたんです。
数少ない東京都在住の知人Sさんお奨めのイタリアン、「ラ・タルタルギーナ」。
神楽坂駅・2番出口から歩いて約2分の場所にお店がありました。

路地に入り、住宅地へ。
道端に咲く桜を愛でながら、お店に到着。
燦燦と輝く太陽のマークが目印。

奥に長く、カウンター席にテーブル席。
地下にも個室が用意されているようです。
ランチコースは1000円(すべて税込)から。神楽坂でこんなにお安くランチが楽しめるとは・・・。
1000円のランチコースAは、サラダ・本日のパスタ・カフェ付き。日常ランチには十分な内容です。
お祝いということで、妻と娘は「ランチコースB」1500円のコース。
前菜の盛り合わせ、本日のパスタ、カフェという内容。(本日のパスタは6種類からチョイス可)
そこに本日のメイン料理を付けて豪華版に。
私は「シェフのおまかせコース」2600円。
前菜盛り合わせ、パスタ、メイン、ドルチェ、カフェ付き。こちらはおまかせなので、チョイスは不可。
まずは「前菜の盛り合わせ」
里芋とスプラットのフリット、モルタデッラ、ブリのカルパッチョetc
自家製ピッツァ生地のパン
素材良さを活かした素朴美味しさ。毎日通っても飽きることない美味しさです。

Bコースは、パスタを自家製生パスタ「パッパルデッレ」に変更可。
妻は「ヒメホタテのトマトソース」
ピンク色した美しいヒメホタテがたっぷり。まるで桜が咲いたようで春を感じる一皿に。
自家製生パスタを一口頂きました。モチッとした食感、絶妙な硬さ。これは旨い!!

娘は生パスタにした「ナポリ風牛肉と玉葱のソース グラナパダーノチーズかけ」

私は「スパゲッティ カラスミのアーリオオーリオ」
カラスミの粉末、固体が自然な塩辛さを。ミントも乗って実に心地いい。

イタリア白ワインをボトルで頂きました。
フルーティーでいて、後味がスッキリ刺激的。カラスミのパスタと実によく合う。

妻のメインは「魚介の白ワイン蒸し」+1000円
ヒメホタテや海老、そしてハマグリがたっぷり。シンプルに魚介の美味しさが楽しめます。

娘は「ブーリア名物オリヴィアポークとモッツァレラチーズのボンベッテ」+1500円
豚肉でチーズや野菜をまいて焼き上げるボンベッテ。
異国の郷土料理ですが、日本人にも好まれる料理。是非多くの人に食べて欲しい一品です。

私は「牛ハラミ肉のタリアータ 15年熟成バルサミコソース」
口にするとキュンキュンとした躍動感が伝わります。
まろやかな旨味のバルサミコソースとの相性も抜群。

ランチコースA、Bともドルチェを追加することが出来ます。
妻は「シチリア発祥のカンノーロ」+〇百円(メモ忘れ)

おまかせコースのドルチェは「バニラのアイスとヘーゼルナッツのケーキ」
こちらは娘に差し上げました。

カッフェは妻は「イタリア産有機オリーブティー」、娘は「オレンジジュース」、私は「エスプレッソ」
香ばしさを感じるエスプレッソで大満足。
さすが、知人Sさんがお勧めするお店です。

〇「ラ・タルタルギーナ」
住所:新宿区赤城下町33-24
電話番号:03-6265-3146
定休日:月曜日
営業時間:11時30分~14時(L.O)、17時30分~23時(L.O)
但し、土曜日12時~15時30分(L.O)、17時30分~23時30分(L.O)
日曜祝日12時~15時30分(L.O)、17時30分~22時(L.O)
公式HP

(追伸)
せっかく神楽坂に来たのだから、少し散策して行こう~。
赤城神社の桜を愛で・・・

赤城坂にあるコーヒーショップ「MOJO」に立ち寄り、再びエスプレッソ。
こちらはチョコレートのような濃厚な甘味を感じる一杯に仕上がっていました。

知人Sさんは、現在神楽坂でお店を営んでいます。
事前調査したところ、この日はお店がお休みとのことでしたが、場所だけは確認してみようとお店に。
赤城神社から歩いてすぐ。「セシルエリュアール」。

訪れてみると、中で作業をしている人の気配。
お店は休みですが、明日出すケーキの仕込みをされていたんです。

突然の訪問にも関わらず、仕事の手を休め店内に招き入れくれました。
そして最高級の紅茶でもてなしてくれ、様々な話に花が咲きました。

7か所も銭湯がある神楽坂。
商店が無くなり人情が薄れつつある地方都市より、日本の古きよく風情が残されている・・・。
Sさんが神楽坂に移り住んだ理由が、よく理解できました。

〇「セシルエリュアール 神楽坂」
住所:新宿区赤城下町3-9
電話番号:03-6280-8226
公式HP
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